弊社が属する日本の流通業界は大転換期を迎えています。数十年続いた市場拡大期は2008年頃にピークアウトし縮小局面に突入しました。増加の一途を辿ったショッピングセンター数・売り場面積は既に調整期に入っています。 この環境変化の下、弊社の戦略も、量から質へ、規模追求から効率追求へ、と大きく転換しました。店づくり・品質・デザイン・品揃え・サービス等、改善余地は多分に存在します。お客様に選択して頂ける具体的根拠を地道に創造していく結果として、日本市場においてもシェア率を向上することはまだまだ可能です。「常に普遍的価値を磨き続け、世界にJAPANファッションを発信する」という気概を持って、強い会社を目指したいと思っています。 直営店舗展開とパートナーショップ展開を事業の柱とし、個々の店舗を大事に改善し続けながら、新業態の開発、関連品種の付加、卸売り、EC事業、輸出、など積極的に挑戦を進めます。またSPA型(製造小売業)業態への転身を加速させ、お客様のニーズに即応できる体制と、他社にないオリジナリティーの構築に邁進します。 アジアにおいても、いよいよ本格的挑戦段階に入ります。弊社は香港で2004年から、中国も2008年から、それぞれの現地法人にて店舗展開を進め、調査・実験を繰り返してきました。日本のソフトは世界へ輸出可能なレベルであると確信しています。 「仕事は楽しむべし」と常々心がけています。お客様の笑顔、パートナーショップオーナー様の笑顔、お取引先様の笑顔、もちろん弊社社員達の笑顔を実現する為に、ワクワクしながら挑戦を継続して参ります。
代表取締役 向井 正太郎